6 章 慣用表現 1課 体の言葉を使った慣用表現①
1.
言葉と例文
1.
ウォーミングアップ
どんな意味でしょう?--
A:これからちょっと課長のところに顔を出してきます。
B:顔を出す?どういう意味ですか。
2.
言葉
1.
顔「かお」
① ~が広い「交际广。熟人多。( つきあいの範囲が広い。知り合いが多い」
彼女は顔が広いので、いろいろな人を紹介してもらうことがある。
② ~を貸す「替出场。(頼まれて人に会ったり、人前に出たりする」
少し頼みがあるので、明日、顔を貸してほしい。
③ ~を出す「出席、访问」
帰る前に事務所に顔を出して、明日の予定を確認した。
2.
頭「あたま」
① ~が上がらない「(在权力、实力面前)抬不起头来。」
とてもお世話になった人なので、頭が上がらない。
学校の勉強ではだれも彼に頭が上がらない。/就学校的学习成绩,谁都比不上他
② ~が痛い「伤脑筋,犯愁。(解決のむずかしい問題などで、心配したり悩んだりするさま」
不景気で給料が下がってしまい、来月の生活費のことで頭が痛い。
③ ~が固い「头脑顽固,固执」
若くても、頭が固くて、人の意見をあまり聞かない人もいる。
④ ~に来る「生气,发火。(かっとなる。腹立たしく感ずる気持を強調する俗語」
何度やめてほしいと言っても、やめないので、本当に頭に来る。
馬鹿にされて頭にきた。「くる きた」被当成傻瓜很生气
⑤ ~を下げる「屈服,认输,表示歉意。钦佩,佩服。」
迷惑を掛けた人に頭を下げる。
彼の努力には頭を下げずにはいられない。/对他的努力深表钦佩
⑥ ~を冷やす「冷静下来。」
頭を冷やしてから、もう一度話し合おうと思う。
3.
目「め」
① ~がない「着迷,热中、非常喜好;没有眼力;没有可能」
甘いものに目がないので、ケーキを見るとつい食べてしまう。
② ~に浮かぶ「呈现在眼前,浮现在眼前,历历在目。(実際に見ているように、頭の中に思い描かれる」
私の合格の知らせを聞いて喜ぶ両親の様子がめに浮かんだ。
③ ~に付く「1. 突出,引人注目,显眼。(よく見える。目立つ 2. 看后无法忘却。过目不忘。(見て忘れられなくなる3. 引人注目,显眼。(よく見える。目立つ4. 映入眼帘,展现在眼前。(見て忘れられなくなる」
家族の写真をいつも目に付くところに置いている。
④ ~を付ける「看上,看中,选中,盯住。(特別な注意を向ける」
これから注目の分野としてアニメに目をつけている。
⑤ ~を通す「看,审视,浏览,过目。(一通り見る。ざっと見る 过目,浏览。(ひととおり見る。通覧する」
先生がレポートに目を通して、コメントをしてくれた。
4.
口「くち」
① ~がうまい「会说话,嘴甜。(話し方が巧みである。口先で人を丸めこんだりするのが上手である」
店員があまりにも口がうまいので、つい買いすぎてしまった。
私が痩せた?おまえ口がうまいね。/我瘦了,你可真会说话呀
② ~が重い「不爱说话,话少,寡言。(口数が少ない。寡黙である」
彼女は家庭がうまく言っていないらしく、家族の話になると口が重くなる。
③ ~が堅い「嘴严,守口如瓶。(言うべきでないことをむやみに他言しない」
彼女は口が堅いから、絶対に誰にも話さないだろう。
④ ~が軽い「嘴不严,嘴快。(言ってはいけないことまで言ってしまう2. 喋喋不休。(おしゃべりで」
彼は口が軽いから、あまり重要なことは話さないほうがいい。
⑤ ~が滑る「说走嘴,失言。(言ってはならないことをうっかり言ってしまう」
うっかり口が滑って、言ってはいけないことを話してしまった。
⑥ ~に合う「合口味,对胃口。飲食物の味が好みに合う」
彼のために料理を作ったが、彼の口に合うだろうか。
この料理はどうですか。口に合いますか。/这个饭菜怎么样,合口味吗?
⑦ ~にする「说,讲」
初めは不満を口にしていたが、今はあきらめて何も言わなくなった。
⑧ ~に出す「说出,启齿。(言葉に表して言う」
何度も口に出して練習すると、覚えられる。
彼は口に出さないけど、内心はすごく気にしているようだ。/他虽然嘴上没说,但内心却特别在意。
⑨ ~を出す「插嘴,插话。(分を越えて意見を言う。口出しをする」
自分に関係のないことに口を出すのは、あまりよくないと思う。
5.
耳「みみ」
① ~が痛い「(因被人说中弱点而)听来刺耳,听起来难受」
練習が足りないことは自分でも分かっていて、監督の言葉は耳が痛い。
② ~が早い「风耳,消息灵通。(噂などを聞きつけるのが早い。すばやく物事を聞き知る。耳ざとい」
さっきほかの人に話したことを知っているとは、彼は何で耳が早いんだ。
もう知っているのか。彼はまったく耳が早いね。/已经知道啦?他的耳朵可真长啊!
③ ~にする「(无意中)听到,听见。(聞く。聞くつもりなく聞く」
この店をとてもおいしいという話を耳にしたので、食べにきた。
④ ~を貸す「倾听别人说话,听取意见。(相手の話を聞く。また、相手の相談に乗ってやる」
経験者の意見には耳を貸したほうがいい。
6.
鼻「はな」
① ~が高い「1:鼻子很高的人 2:感到骄傲,be proud of」
みんなが兄のことをほめるので、妹として鼻が高い。
② ~で笑う「冷笑,嘲笑,嗤之以鼻。(相手を見下してあざけり笑う。鼻先でふんと笑う」
一生懸命考えて出したアイデアを鼻で笑われて無視されたので、頭にきた。
7.
手「て」
① ~が掛かる「费事,麻烦。(手数を必要とする。世話がやける」
私は、わがままで、手が掛かる子供だったそうで、親は大変だったらしい。
幼い子供に手が掛かる。/小孩子很麻烦
② ~が空く「腾出手来,没有活儿,有闲空。(仕事が一段落するなどして暇ができる」
その作業が終わって手が空いたら、こちらも手伝ってください。
③ ~が足りない「人手不足。(多忙であり、より多くの人手が求められるさま。人手が足りない」
今日はアルバイトの人が急に休んだので手が足りなくて、困った。
④ ~が出ない「自分の能力ではとりかかることができない。「高価で―ない」
超出自己能力」
超出自己能力」
学生の私には、五万円のバッグ高すぎて手が出ない。
⑤ ~が離せない「腾不开身,腾不出手。(やりかけていることがあって他のことができない」
今、忙しくて手が離せないので、一時間後に来てください。
⑥ ~につかない「(因分心)不能专心从事、心不在焉」
合格発表の前日は結果が気になって何も手につかなかった。
⑦ ~を貸す/借りる「帮助别人,帮忙。(労力を貸す。助力する/ 求别人帮忙。(協力や助力を求める。手伝ってもらう」
重い荷物を運ぶのに弟が手を貸してくれた。
⑧ ~を組む「协力,合作」
これからはライバル「rival;竞争对手;情敌」会社と手を組んで海外に進出する。
⑨ ~を出す「插手,参与、动手打人」
いろいろな事業に手を出した結果、会社の経営が傾いた。
先に手を出したほうが悪いと思うが、その原因を作ったのは相手のほうだ。
⑩ ~をつける「」
宿題を多すぎて、何から手をつけていいのか分からない。
さて,どれから手をつけようか 不知从何入手
8.
腕「うで」
① ~がいい「」
あの歯医者は腕がいいと言う評判だ。
② ~を上げる、が上がる「长本事,技术提高。(腕前・技術が進歩する。)」
一年前と比べて料理の腕を上げた。
9.
肩「かた」
① ~を落とす「身无力。手提不起来。形容乏力或大失所望。(気落ちしてしょんぼりする。落胆する 沮丧。( がっかりして、力が抜けて肩が垂れ下がる。)」
「計画が失敗するとは思わなかった」と肩を落として、話していた。
② ~を貸す「援助。(援助する。)」
足が痛くて歩けなかったので、肩を貸してもらって部屋まで戻った。
没有评论:
发表评论